わくわく動物ランヅ(3)

おおよそメインの部分は回ったため、残る「その他大勢」の動物たちをまったり見て回る事に。

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で、ここでちょっとブレイクタイム。UFOキャッチャーやストラックアウトで遊ぶことに。

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カップヌードルの玉入れゲーム、なんていう変り種のゲームもあったりした。
そして何故かこのタイミングでお土産を買い、適当にブラブラして、久しぶりに観覧車でも乗ってみようか、という事に。

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観覧車に乗るのなんて、下手したら子供の頃以来十数年ぶりなんじゃなかろうか。あんまり一人で乗るものでもないし、大人になればなおさらだろう。天気は相変わらずの超晴天。そのせいか、高度が上がってくるにつれ、観覧車の窓を強風がビュンビュン通り過ぎて少し恐怖感がある。かといって閉めてたりすると、昔、世界まる見えで観たような、観覧車の車体自体がグルングルン回ったりするような事態にもなりかねないので、お互い会話を弾ませてごまかした。

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そうそう、まだあそこ観てなかったっけ。と、忘れていた箇所を回っていると、急に彼女さんがこんな事を。

 「あれ・・・乗っていい?」

指差す先にあったのは、「ファミリー広場」の“動物ライド”。対象は・・・『小学生以上の方』とある。
対する彼女さんはというと、自分よりはいくつか年下だが立派な社会人。うむ、問題なし

 「うん。乗ってきたら? 写真撮ったるから(笑)」 

と、半ば悪ノリ気味に自分が言うと、ギリギリ対象年齢を満たした小学生ぐらいの子供たちばかりが並ぶ列に、かなり恥ずかしそうにして並んだ。本人によると、乗る際に係員のお姉さんに「ご家族の方ですか?」と聞かれ、「いえ・・・その・・・私が・・・」などとゴニョゴニョ答えると、「あ、あぁ・・・」と微妙な反応をされたらしい。

そんな中、彼女さんは数ある動物の中から白馬をチョイス。狭い砂場をくるりと一周し、終点に近づいたあたりで写真撮影用に係員の人が馬を立ち止まらせてくれたので、ニヤニヤしながら写真を撮ったのだが、当事者の彼女さんは何ともいえないはにかみぶりだった。

そして、いよいよアドベンチャーワールドともお別れ・・・という時に、またも彼女さんがこんな事を。

 「あれ、一緒に撮ろっ♪」

あれとは何かというと。これ。(この写真に写っているのは自分たちではない)
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あれだけ恥ずかしい思いしたんだ。テメエも引きずり込んでやる!と言わんばかりの、恥ずかしすぎるコーナー。
写真を見れば大体分かると思うが、パンダの巨大ぬいぐるみの前で、さらにパンダの被り物をして写真を撮ってくれる、といったサービスで、有無を言わずに付き合ったのだが、これをやった事で、少なくとも良い意味で今まで守り続けてきた自分の心のどこかにある『砦』の一つが白旗を揚げたような気分になった。

そして、今度こそアドベンチャーワールドに別れを告げる。
初めて行ったのだが、さすがに前評判どおりの充実度で非常に楽しかった。水族館と動物園を割と濃い目に煮込んだやつと、付け合せに遊園地でもいかがです、といった感じである(意味不明)。

(まだ続く)