どうにかなるもんだ

パワプロ2009、今回も特別大きなトラブルなく完了。
そして今回も、自分の中で「パワプロ2009」という作品はある意味“完了”する。

今回は仕事の関係でイレギュラーな予定が入る可能性もあったので、発売前に用意できるデータは可能な限り作っておこうということで、前作のパワプロ15のデータをベースにして、公式で予め公開されている選手名と守備プレート、これにプロ野球選手名鑑を用いてソート順と背番号変更に対応した2009用データを事前に準備しておいた。

結果的に18日当日は予定通り仕事が終わり、退社~購入~帰宅~風呂~めしを経て、作業開始は21時過ぎ。
事前に準備したデータがあるおかげで、ほとんどの選手は選手データ値変更にのみ対応すればよいため、データ打ち込み作業としては5時間弱で完了。表示確認を行って、公開するまでの作業が約30分。計5時間30分の作業。時刻は2時30分。普段平日に起きている時間内で、無理なく作業完了した。(平日の深夜2時なんて時間がそもそも異常なんだろうが)

やはり、昨年4月に出力形式をHTMLに戻した際、データベースを従来のファイルシークではなくてSQL(サーバー付属のMySQL)に切り替えた事が、大幅な入力作業の軽減に貢献していると思う。今回のような“発売日掲載”を始めた頃(2001年12月、パワプロ2001決定版)は、知識面が不足したせいもあり、HTMLファイルに毎回半日以上の時間を掛けて、選手データをテキストエディタ上で直書きしていたのだ。現在の環境ならば2作品分のデータが作れる時間である。

ただ、当時は大学時代という事もあり、時間があり余っていたので、12時間であろうと平気で作業していた。
今のように社会人としての生活の隙間のような時間の中で追われるように作業するような状況ではなかった。平日の大半を労働に費やす今をもって選手データの掲載作業をするとなれば、作業環境の向上と工程の簡略化は必然といえる。