だいたいやね

トップページのカウンタ、壊れる。年に1回か2回ほど、ちょくちょく起こってる現象。

サイト開設当初は、アクセスカウンタが「10000」を示す日はいつかと毎日胸躍らせていた。
達成する事になるのは、開設から207日後の1999年4月18日。そこから約3600日。およそ10年経った現在、これが約260万まで積みあがったのは、恐らく選手データのおかげ。仮に10年前に選手データの掲載に手を出さず、『キャピ子』のような企画ばかりやってたとしたら、コアなリピーターは増えたかもしれないが、アクセス数はここまで膨れ上がらなかっただろうと思う。

ただ、常々書いているが選手データの掲載なんて、時間と義務感さえ全うできれば正直誰だってできるもの。そのサイクルを早くしたら、今や大多数のネットユーザーの目にいずれは触れ、人が集まってくるのは当たり前。つまり現在のBASELESSのアクセス数は、いわばなるべくしてなった結果であって、その数字に大した重量感はない。誰がやっても、こういったコンテンツを長く続ければだいたいこれぐらいの結果にはなるはず。それをたまたま自分が率先してしつこくやっただけに過ぎない。いくらそこにオリジナリティーを入れても、インパクトはたかが知れている。

それでは作り手は他力本願な気がしてあまり面白くないではないか、と考えるのが、個人サイトの管理人としては普通の事だと思っている。やはり、ゲーム作品のコンテンツという力を借りず、自分の思想や想像の空間を具現化して、閲覧者がそれをどう思ってくれるのか。作り手はそれが何よりの楽しみであり、源だと思う。そういう意味では、これまでやってきた中でそれに最も近い環境でやれたコンテンツは『キャピ子』。5年も続けたせいで完全に凝り固まってしまったが、いつかは違う形で再開させたい。