前回名古屋オフ先のホテルで挑戦した『高橋名人の冒険島』。難攻不落と思っていたが、いつしか遠征先でもクリアできる程までになっていることを実感した。そうなれば目指すはただ一つ「ノーコンティニュークリア」しかない、という事で実行に移したのだが、ほぼ同じ場所で何度もつまづいてしまう事で精神的にも蝕まれ、編集作業は予想以上に難航。総プレイ時間は８時間３分だったが、達成には足掛け２週間を要した。
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5月12日、前週の名古屋オフの勢いのまま挑戦したところ、いきなり自己ベスト（6-1までノーコンティニュー）を超える事に成功。「おっ、これはいけるぞ？」と思い、立て続けに３度挑戦。道中で高橋名人を９機まで増やせるほどミスを少なくできるようになったが、どうしてもエリア８付近になると一気に高橋を殉職させてしまい、エリア８に入った頃には残り１機、といった状況が続いた。疲れもここでピークとなり、一旦コントローラを置いた。
※表中の[ ]内は最後に過ぎたチェックポイント
| 挑戦回 | 最高到達面 | 最終得点 | プレイ時間 |
| 1 | 7-1[4] | 347670 | 42：31 |
| 2 | 8-1[3] | 428790 | 52：52 |
| 3 | 8-2[1] | 415970 | 50：05 |
翌週の5月18日金曜日。残業３時間の体を引きずったまま挑戦するが、やっぱり8-1辺りで力尽きてしまう。ここでさすがに精神力は途切れ、強烈な睡魔に回り込まれ、寝る。
| 挑戦回 | 最高到達面 | 最終得点 | プレイ時間 |
| 4 | 8-1[4] | 408350 | 49：20 |
| 5 | 2-1[4] | 82820 | 07：37 |
昼ごろに起き、さすがにゲームばっかりやってる訳にもいかないので洗濯や掃除、そして競馬でしばしブレイク。夕方頃から再開。ここで「いかにエリア８まで高橋を貯めたまま持って行くか」に重点を置くことにした。すると6回目では8-2終盤まで。そして7回目の挑戦ではついに最終ステージ8-4までノーコンティニューで到達。しかし、8-4はオノ装備の状態で途中でやられてしまうとどれだけ高橋を保持していてもクリアは難しく、クモ地獄手前で高橋を全て失ってしまう。８度目も殉職。この辺りになると、挑戦の合間に30分ほどゲームとは全く関係の無い事をしてインターバルを置かないと、再挑戦する意欲すら沸かなくなってくる。しかし、それでもエンディングになかなか到達しない。
| 挑戦回 | 最高到達面 | 最終得点 | プレイ時間 |
| 6 | 8-2[4] | 397020 | 51：11 |
| 7 | 8-4[3] | 459850 | 57：33 |
| 8 | 8-2[2] | 457180 | 52：16 |
| 9 | 1-3[1] | 27540 | 3：21 |
| 10 | 8-3[4] | 461670 | 58：17 |
気がつけばもう朝の６時。精神的にももはや限界。そして１１回目のトライ。
| ■残機数変遷（ラウンドクリア時の残機数） | ||||
| エリア | ラウンド1 | ラウンド2 | ラウンド3 | ラウンド4 |
| 1 | 3 | 3 | 4(+1) | 5(+1) |
| 2 | 5 | 6(+1) | 6 | 6 |
| 3 | 7(+1) | 8(+1) | 8 | 8 |
| 4 | 9(+1) | 9 | 9 | 9 |
| 5 | 9 | 9 | 9 | 9 |
| 6 | 9 | 7(-2) | 7 | 7 |
| 7 | 7 | 7 | 7 | 7 |
6-2終盤までノーミスを維持し、７機残した状態でエリア８へ突入。
8-1はノーミスでクリアし、隠しタマゴを２つゲットして８機となった状態でノーミスクリア。そして8-2。
 | 途中で凡ミスしてオノ無しスタートとなるが、何度も苦汁を舐めている事もあり、敵をかわしつつ最小限の高橋ロスでクリア。 |
 | 名古屋遠征時でも１発クリアできたように、初回挑戦時にあまりに鬼門すぎたせいでこの面の熟練度はかなり上がっており、2機殉職しただけでクリア。 |
 | １度でもミスするとオノ無しで切り抜ければならないクモ・カラス・カエル地獄をノーミスでクリア。ここさえ抜けてしまえばラウンド終盤の焚き火４連チャンで２機を失ってしまうものの･･･。 |
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そしてプレイ時間は58分51秒（エンディング終了時までの時間）。最終スコアは476220点だった。ファミコンソフト『高橋名人の冒険島』を高橋名人の格言“ゲームは１日１時間”以内に見事クリアすることができた。当初この『冒険島』を「1時間なんかでクリアなんて絶対にできねーよ」的な言葉で烙印を押していたのだが、ちゃんとテクニックを磨けば本当に１時間でクリアできる事を、『冒険島』潜入16年目（『高橋～』は1991年に購入。ソフトの裏に“4年3組○○○（本名）”と書いている）で、ようやく確認する事ができた。ごめん高橋名人。ボロカス言っちゃって。あなたの考えは間違っていませんでした。
- 今回のプレイで改めて得た「高橋名人の冒険島・観光ガイド」
- エクステンド（残機数アップ）は、50000点、100000点、200000点達成時の３回だけ。（他の残機数アップ方法は、隠しタマゴをノーミス状態で５回連続ゲット[ミルク→指輪→指輪→指輪→としゆき君]、ハニーを連れながらゴールしか方法がない）
- 残機数９機の状態でエクステンドしても、９機以上は増えない。（９機の状態で残機数アップしてやられても、８機の状態で始まる）
- 高橋名人を背後から高速で追いかけてくるタヌキは、画面背景に現れる“赤い花”が画面スクロールによって消えた直後に現れる（花の根っこにある葉の色も関係しており、葉の色が緑だと追いかけてくるだけ。茶色だとジャンプしながら追いかけてくる）
- この島、人間が上陸するような島じゃない。
