おっさんテレビ

阪神がユニフォームのデザインをチェンジ。ホーム用は26年ぶりの本格的な変更らしい。
背番号フォントも完全に変更。なんかオリンピックのそれっぽい感じになってる。

一時の暗黒時代から完全に脱し、普通に優勝が狙えるチームになった阪神
それもあって、チームカラーもファン層もどんどん変わってきているという現状だけでも嬉しくもあり寂しくもあったのだが、このユニフォーム変更を経て、自分の中での“タイガース観”に大きな区切りができた感じがする。「ちょっと前までは○○だったのになぁ・・・」という暗黒時代を回顧するフレーズを当てはめる事はもう難しいのかもしれない。

まあ、そんな調子のいい事言ってて、今年最下位とかになる可能性も全然あるけど。
井川いないし、主力はおっさんばっかりだし。特に野手の主力メンバーのおっさん率がハンパじゃないんじゃ・・・。

■去年の阪神タイガース野手・主力メンバーの年齢(カッコ内は自分の中での選手の愛称)
赤星憲広(あかぼし):今年31歳
関本健太郎(けんたろう):今年29歳
シーツ(シーツ):今年36歳
金本知憲(かねもっさん):今年39歳
濱中治(はまちゃん):今年29歳
鳥谷敬(たかしくん):今年26歳
矢野輝弘(矢野さん):今年39歳
藤本敦士(ふじもっさん):今年30歳
今岡誠(いまおか):今年33歳

30代後半が3人もいる。他は鳥谷(自分と同学年)以外はほとんど働き盛りの年齢ではあるが、あと何年持つだろうか。

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■(おまけ)阪神タイガース・“個人的に好印象だったシーズン”ベスト5

  • 1位:1999年(最下位)
    • いわゆる「ノムさん元年」。暗黒時代ど真ん中だった阪神が、夏ごろまで中日と首位争いするなど、“無茶してる”感はあったものの、それでも一瞬の夢を見させてくれた。ルーキー福原の大活躍。遠山の松井斬り。新庄の敬遠打ち、新庄「あしたも勝つ!」→翌日から12連敗、メイのビラ事件もこの年。
  • 2位:2001年(最下位)
    • 前年に新庄が大リーグ移籍し、シーズン前には“全ポジション空いてます”とか“F1セブン”だの言ってて「あーこりゃもうアカンわ」とその時点で思っていたが、最初から優勝諦めてる感じが良かったのか、4~5月の段階から来シーズンを見据えていたような構成。そしてその殆どが後々の戦力になった。井川、赤星、藤本、濱中の大抜擢や、今岡、桧山、広澤の復活。それまで根拠の無い期待の連続だったが、「おっ、もしかして今回はマジでいい感じなんちゃうの?」感が強かった。
  • 3位:2003年(優勝)
    • 前年に4年ぶりの最下位脱出で、ようやくまともに勝てるチームになったなぁと思っていた矢先の大爆発。まさかこんなに急激に強くなるとは思わなかった。が、それまでの暗黒っぷりから「まぐれだよなぁ・・・」という感じの優勝に感じたのは否めない。この2年後の優勝でそれはさすがに無くなったが。
  • 4位:2006年(2位)
    • 正直8月あたりまで「やる気あるのか?」と思うような戦いっぷりで、大型連勝も殆ど無く、“勝ったり負けたり”の繰り返しだったが、9月に17勝4敗と神がかり的に勝ちまくった。よりによって優勝争いしている中日の山本昌からノーヒットノーランを食らっても、落ち込まずに翌日から9連勝。この部分が今までの阪神とは違い(暗黒時代ならこの時点であきらめて10連敗ぐらいしてたかもしれない)、最高でゲーム差2まで縮めた。結局優勝できなかったが、9月の必死さはかなり伝わった。
  • 5位:1997年(5位)

今年はどうなるんだろうか。