家庭内非常事態スタート

「子供と共存する平日」がついに始まった。言っても子供はまだ2歳半。夫婦共々テレワークだが、業務中はそうそう外出することもできず、不安だらけの日々がこれから続くだろう。

今日はまだ初日なので休日の延長のような感じで普通に大人しかったし、恐らくこれが1週間、2週間続いてもさほど大きく変わらないとは思う。むしろ子供にとっては常に両親がいる状態なので毎日嬉しくてしょうがないとさえ思うだろう。

正直言ってそういう刷り込み、ひどく言えば赤ちゃん返りに似た現象が悪影響を及ぼすのではと、とにかく懸念している。正直言って今の国の対応策ではこの問題はGW明けくらいで終わるわけないと思うので、間違いなくこの生活は長期化する。そうすればせっかく1年間培ってきた保育園生活のリズムも、今回の生活で恐らく一旦リセットされてしまうだろう。

家で育児するのが別に悪いとは思わないのだが、環境の激変が子供にどう影響するのか、問題が落ち着き、生活が平常に戻った後に子供は今まで通り保育園に行ってくれるのか、とにかく怖い。

非常時だから常時を

2か月前はコロナじゃなくてインフル掛かりましたわ~、みたいなのんきな記事を書いていたが、2か月でこうも変わるとは思わなかった。

自分が住んでいるのは兵庫県。勤務先は大阪府。どっちに転んでも緊急事態発令地域である。幸いながら自分や家族周辺にはまだ何もないが、嫁さんの職場のビルの別の階で感染者が出たりして、ニアミスは3月上旬からちょこちょこあった。

3月時点では子供には重篤化しないだの、罹らないだのと言われていたが、決して罹って良いような病気ではないし、仮に子供が感染してしまうと、子供が通う保育園も全体的に休園になってしまい多大な迷惑を掛ける事になる。加えて妻の職場の状況もあったので、少し無理を言って3月上旬からいち早く仕事をテレワークを主体に切り替えさせてもらい、現在まで会社へはほとんど出向かない日々が続いている。

正直言って仕事はテレワークでも何ら支障がなく(子供が生まれた3年ほど前から、子供の世話をするために定時退社→子供が寝てからテレワークで残業、という図式で仕事していたのも大きい)、通勤時間が無い分逆に負担が増えているほどである。子供の保育園の利用自粛が通達されたため、来週からは常に子供がいる中で仕事する事になり、さらにカオスになるのは避けられないだろう。

そんな中、無事(?)「パワプロ2020」の発売が発表。
プロ野球がまともに開幕するかどうかも分からないが、発売するからにはせめて選手データは例年通りやる。いつまで続くか分からない混乱の中、選手データ集が少しでも時間潰しのネタになればこれ幸い。

籠城

コロナウイルスで賑わうこの時期に、実に20年ぶりにインフルエンザに罹患した。

前回罹患時(2000年1月)はまだ実家住みで、大学受験直前だった。最悪のタイミングで掛かってしまったので「あ、大学もうダメだわ」と思ったのをよく覚えている。

それ以降から今まで特別気を付けて来た訳ではなく、外から家に入ったら手を洗うくらいしかしていなかった。それでもなぜか風邪はひいてもインフルだけは奇跡的に避け続けてこれたのだが、最近の仕事の多忙から来る疲れを突かれた。

子供の頃は毎年の様にインフルエンザに掛かっていたが、その度に点滴をし、薬をいくつも飲み・・・が3~4日ほど続いていた記憶があるのだが、今は目薬みたいな容器に入った粉薬(2種類の粉が入っていて順序を守って交互に吸い込む)を病院内で出され、その場でそれを飲むだけで治療は終わり、あとは対処療法で高熱でしんどければその都度処方された薬を飲むくらいだった。あまりにあっさりしていてビックリした。

あとは日にち薬で寝てればよいのだが、これまでと違うのは子供の存在。まだ1度もインフルには掛かったことがないが、まだ2歳なので移して良い事があるわけがない。当然ながらそのサポートをする嫁さんも同様である。そのため「家庭内籠城」に踏み切ることにした。

自室には自分用の小型冷蔵庫、電子レンジ、オーブントースター(冷蔵庫以外は大学入学時からある20年物。結婚後もつい2年前までメインで使っていたが、未だに壊れず動くのでつまみ作成時に用いる)があり、飲み食いにはさほど不自由しないので、ティファールだけ部屋に持ち込み、水と食料を買い込み、あとはひたすら熱が下がるまで自室に籠った。子供と嫁さんが保育園と仕事に出ても、家に帰ってきてリビングから楽しそうに遊ぶ声が聞こえていても、ひたすら自室で横。子供のはしゃぐ声を聞くとどうしても顔を見たくなってしまう衝動に駆られたが、とにかく我慢した。

2日間39度台の熱が続いたが、3日目に37度台、5日目にようやく平熱。本来なら5日目まで待つべきなのだろうが、3日目の時点でもう辛抱できずマスク姿のまま子供と遊んでしまった。が、幸いにも2人に移すことなく乗り切る事に成功した。

子供が掛かってしまった時はどうするか、今から考えておかねばならない。

ありがたみ

2019年終了、2020年へ。

激動だった2017年(出産)、2018年(家)を経て、2019年は手足口病(6月)、祖母の逝去(7月)はあったものの、子供も4月から保育園に通いだして成長し、嫁さんの睡眠時間も確保できるようになって精神も安定し、生活サイクルもようやく安定。過去2年に比べれば今までに近い感覚で動けた年だった。ただ、仕事は過去最高にしんどく、年中自宅持ち帰り仕事をこなさないと現場が回らないような1年だった。久々のオフ会もあり、刺激的な事もあった。

昨年特に感じたのは、「公園」「ワンワン」という存在の有難みである。
子供は休みになると、はっきり言葉ではまだ言えないものの「どっか連れてけ」アピールをするのだが、しょっちゅう動物園やらショッピングモールに連れても行けないので、午前中は公園で適当に遊ばせて、その帰りに買い物、午後は昼寝(しない事もあり)を経て家で遊んで過ごす、という週末が数多くあった。今まで公園なんて見向きもしなかったのだが、公園は幼少の子供の暇つぶしに最適、ということを実感した1年だった。

 「ワンワン」は、NHK教育の「いないいないばあっ!」出演キャラクターのこと。
自分が小学3年(1990年)の社会の授業で学校で見ていた「たんけんぼくのまち」のチョーさんが着ぐるみに入って演技も声も行っているのだが、とにかくこれが子供にハマる。しまいにはグリコの「幼児のみもの」の懸賞を経て「ワンワンまつり」(神戸公演)に参戦するまでに。「中の人」であるチョーさんは、自分の親とほぼ同世代。可能な限り、頑張っていただきたい。

サイトのほうは、デフォルト選手データが20周年なのもあるので、今年はそれなりに動く予定。恐らく「最後っ屁」になると思うが。

回り道

スーパーマリオメーカー2を一旦卒業。

購入から数ヶ月、コースは1つも作らずにひたすら「みんなでバトル」に勤しんでいたが、レートが一定の数値から全く上げられなくなり、もう自分の限界が見えてしまった。やはり上には上がいる。そして、ゲームの仕様上仕方が無いことではあるが、一定数のクズはいる。

マリオブラザーズ」で邪魔されて殺されるだけでもイラつく自分なので、妨害してくるプレイヤーがとにかく許せず実力だけでフェアな勝負がしたいのだが、特にSランクに到達した途端にそんなプレイヤーが急増する。当然、自分の実力不足で負ける事も多いが、妨害されて負けた事も数多く、早々にSランクから撤退する。Aランク同士ならば妨害行為は少ないため、Sランク以降は妨害ありきでないとレートを上げる事は出来ないらしい。そんな現状に加え、自分の反射神経の衰えに限界を感じた。

が、普段オンライン対戦を敬遠する自分が、ここまでハマったのは意外だった。
以下戦績。

【勝敗】2264戦529勝1735敗(勝率.233)

【最高レート】4157(Sランク)

【最多連勝】5連勝

【最多連敗】数えてないが25連敗くらい

以上、アラフォーおじさんの勝てない言い訳でした。

にいにい

とっくに過ぎたが、先月23日でサイト運営22年目突入。
あと3日で、デフォルト選手データ集もついに掲載開始20年目になる。

新企画準備中と銘打って約2年になるが、相変わらず何にも進んでない。データの下地は出来ているし、頭にはやりたい事が思いついているが、それを実現するには、いかんせん仕事と同系の技術を使わないと実現できず、何で休息時間にそんな事やらなあかんねん、と及び腰。

そんな姿勢が、技術導入した10年前以降、特に結婚後はそれが顕著になり、さらに子供が生まれた2年前からは掲載の速度も徐々に滞り始め、そのままフェードアウト、遠くない日の内に・・・という流れが確実に出来つつあり、正直20周年を機にリタイアしてもいいかな、とさえ思っていた。

が、5月の某氏とのオフ会でその思想を少し変えた。
自分が趣味で流れ作業のままタラタラ作ってきたコンテンツを、湯水の如く使うような人が確実に数人はいる、という事実を聞かされた以上、趣味とはいえちゃんとやらなきゃダメなんだな、という見解が割り込んできた。自分にも体力・気力の限界があるので全ての声に応える事はできないが、できる事はやってみようかな、と今は思っている。それが出尽くした時が本当のリタイアの時だと思う。

常に終わりにどうあるべきの事を考えてしまう時点でおっさん。

晩年

現在、デフォルト選手データ1.14版を入力中。
1.09版から導入した新技術のおかげで、所定のデータさえ用意すればデータ作成は殆ど自作アプリがやってくれる体制になって、今回で4回目となる。

毎回800人以上の選手データなので実際のデータ作成には数時間は掛かるのだが、それでも全部手入力するよりかは断然早い上、正確。さらに手も疲れない。所定のデータ自体は30分あれば作成でき、実データ作成中は基本的にアプリを放置しておけばよいので、このように他の事もできる。7月にPCパーツを5年振りに新調したため、アプリ実行中にYoutubeなどを流してもビクともしなくなった事も大きい。導入初回は不安定だったがここ3回は安定し、最悪な時は1週間掛かっていた作業が、2日程度で出来るようになった。

が、このアプリはまだβ版。アプリがカバーしきれない部分もある。データと選手名の紐づけ、守備位置、適性、変化球はまだ手動でやらなければならない。当然ながら改善しようと思えばできるはずなのだが、その内やろう、やろうと思いつつマリオメーカーやら(先日ようやくバトルSランク到達)、自宅仕事やら家族の交流やらで自分一人の時間そのものが取れなかったりで、まるっきり進まない。そんな状況に対して不満もさほどないので余計に現状維持感から脱せないのだ。

選手データ開始当時はまだ18歳だった青年も、もう再来月で中年目前の38歳である。かつてのように、ゲーム画面を確認しながら手入力するのは体力的にも精神的にもきつい。すぐ集中力が切れる。でも気力だけは無駄にあるし20年続けてきた事なので、どうにかして形を変えながら続けたい。からの、現在の体制である。当初のHTML手打ち体制から考えれば、来るところまで来た感もあり余地も少ない感じもする。

残りの寿命は、気力と家族の理解力との勝負。