その瞬間

4月に入って仕事が多忙。

GW中も自宅持ち帰り仕事があり、パワプロ2018・1.10版の最低限のデータは仕事そっちのけで載せたが、それが終わってからは昼と夜、子供が寝てから仕事をこなす日が続き、まるで遊ぶ時間もなく、GW6日目の今日にしてようやく終わりが見えてきた状態。とはいえ、自宅仕事なので脇にテレビやら野球やらを流しながらやっていた。

そんな中、令和を迎える直前のGW4日目の火曜日の夜。元号改元5分前。さぁ、とうとう元号改元か!と思っていたら、こんなタイミングで寝ていた子供が大泣きし始めた。

普段から夜泣きはほぼしない子なので、いつもなら子供のすぐ横で寝ている嫁さんがあやせば収まるのだが、今日に限って全くもって収まらなかったため、別室にいる自分も参戦。20分掛かってようやく寝てくれた。当然ながら、自室に戻った後はもう令和。令和になった瞬間は、子供を抱きかかえたまま迎える事になった。

平成は進学、就職、結婚、子供誕生と、自分自身の人生の節目をほぼ全てこなした時代。令和は自分の節目はもうさほど多くないと思うが、子供・嫁さんの人生と自分の健康に向き合って過ごす時代になると思う。

いつまでか分からないが、平成12年からやってるデフォルト選手データ集は、とりあえず令和でも続ける。

ほめてほめて!

このブログは日記CGI時代から舞台を変えつつ足掛け19年やっているが、昔(独身時代)はこのブログで世間、流行について論じたり、噛み付いたりしていた。その影響で、見てくれる人がコメントすら書けない一方通行なブログながら、最盛期で100アクセス/日ほどあった。

が、結婚以後はそういうのをすっぱり止めて、ひたすら自分の事や家族の事ばかりを書くように意識的に変えたため、現在は5~10アクセス/日に減った。(とはいえ、月に1度更新すれば上等なブログなのに、よくぞ未だに毎日5人以上も覗いてくれているな、と思う。そこは本当にありがたい。と同時に申し訳ない)

所詮は独身時代のブログは承認欲求の塊。とにかく自分の意見を褒めてもらいたくてしょうがなかった。それくらい、自分の立ち位置に自信がなかったのだと思う。別に今が自信満々という訳ではないが、土台はしっかりしてきたので少なくとも不安ではない。ブログに対しては、私は気が向いたら勝手にここに文章つぶやいてるから、あなたらはそれこそ気が向いたら勝手に見てね、くらいにしか思わなくなった。

一般人のSNSなんて本来そんなノリで使うべきものだったのだろうが、自分はそれに気が付くまで12年も掛かった。奇をてらわず、もっと自由気ままで良いのだ。かといってバイトテロ、お前はダメだ。

夜明け前

今月11日で結婚して7周年。8年目突入。さすがに結婚してだいぶ経ったなぁ、という印象がある。

子供が乳児だった昨年は、主に嫁さんの寝不足が起因のイライラから家における自分の居場所に困り果て、とうとう結婚生活が破綻してしまうんじゃないかと思うほど悩んだが、積極的な家事&育児面のサポートと離乳食への切り替わりを経ると、次第にそれも解消。今ではほぼほぼ出産前の嫁さんに戻り、危機を乗り越えた。立ち直ってくれた嫁さんと無事に成長している子供に、ただただ感謝である。

子供は1歳半になる今年4月から保育園入園するし、同時に嫁さんも仕事復帰する。つまり、平日の日中は家族全員がどこかへ「お勤め」しているような状態になる。これが、最低でも子供が高校卒業するまでの向こう17年間は続く(はず。というか、続けられるように頑張らねば)。そんな長丁場な生活サイクルがもうすぐ始まろうとしている。そう考えると、今のような生活サイクルって非常に貴重な時間なんだなと実感する。

あと1ヶ月半、世間的には「赤ちゃん」扱いされる子供との触れ合いを噛み締めようと思う。あ?パワプロ?そんなもんはアレをああしてる最中やねんからちょっと待ったらんかい!

乗っかりっぱなし

NHK教育Eテレ)でひっそり放送されていた「平成ネット史(仮)」がなかなか面白かった。

番組中では1998年を「個人サイトブーム」としていた。自分はその前年からネットを始めたが、体感的に自分の視界に個人サイトが乱立し始めたのは2000~2002年くらいかなという印象がある。

番組的に言えば、うちのサイトは21年前のブームに乗じて開設した事になる。そんなノリで未だに続けているうちのようなサイトは、どれくらい生き残っているのだろうか。

引き続いての

間もなく2018年も、平成もほぼ終わる。

前年は子供が生まれるや生まれないやで結婚決めた年以来久々にバタバタしたが、それに慣れてきた今年は生活環境が変わるや変わらないやでバタバタした。

結婚から一昨年までの5年間(2012~2016年)は一定のリズムが確立され、これといって何の変化もない日々だっただけに、ここ2年間の激動っぷりは半端なものではない。間違いなく、人生の中で数度しかないような出来事が、この2年を狙って立て続けに起きた。そこへ来て今年は地震や台風のおまけ付きである。

来年も子供の事ではバタバタはするだろうが、それ以外の新要素でバタバタするのはもう当分イヤだ。

軽減なんやら

デフォルト選手データ集は、当然ながら毎回新作が出る度、アップデート配信がある度に膨大な量のデータを入力しなければならない。

収録選手もPS1時代は1作品400人程度だったので発売日当日の掲載が可能だったのだが、PS2時代で600~700人、現在では1000人近い(パワプロ2018・Ver1.09ではOB含め991名)。とてもではないが発売当日、配信当日の掲載は不可能である。(最後に発売日当日のデータ掲載を行ったのはパワプロ2013決定版)

編集方法も試行錯誤し、何度も変えた。振り返ってみる。

【Word時代】(2000年)

当時持っていた「Word98」を用いての編集作業。当時はHTMLの知識が無く、サイトの編集は全て「Word98」で行っていた。が、あまり賢くなく、ファイルを開きなおす度にレイアウトが変わってしまうという有様だったため、否が応でもHTMLの勉強をするはめになってしまった。結局この体制で作成したのは、コンテンツ開始当初に扱ったパワプロ2000開幕版と決定版の2作品のみだった。

テキストエディタ時代】(2001年~2005年)

HTMLの知識もそれなりに付いたため、テキストエディタでの編集となった。当時愛用していたのはEmEditorだった(現在はサクラエディタ一辺倒)。編集方法としては、データの値部分をエディタの1桁目から入力できるように調整した選手データのHTMLテンプレートを作り、それをひたすらコピペして作成していた。特殊能力はIMEに専用の辞書を作り、読み仮名の先頭1文字を入れるだけで変換できるようにしていた。A~Gの区分は手入力だった。

Excel時代】(2005年~2008年)

IT関連の仕事に転職したことで専門的な知識に触れる機会が増え、システマチックな体制を作ってみる事に。当時はまだフリーのWindowsアプリの開発環境がある事を知らなかったため、お金を掛けずにシステマチックなやり方を、という方針で当時の頭で考えたのが、ExcelCSVファイルを作り、サイトにあるMySQLにインポートし、同じくサイトに設置したPHPでHTMLを出力し、それをアップロードする。という回りくどい方法だった。出力方法はいびつだったが、編集作業はExcelベースになった事で一気に分かりやすく、軽快になった。A~Gの区分の判断をPHPに組み込んだため、入力の必要が無くなった。

Windowsアプリ時代】(2008年~)

フリーのWindowsアプリ開発環境(Visual Studio Express)とデータベース(SQL Server Express)の存在を知った事で、環境は一気に激変。専用のアプリを作り、HTMLファイルも自動で出力。作品情報、特殊能力、変化球名や利き腕などの定型文字などを全てマスタにまとめ、変換候補から選択できるようにし、専用のGUIで入力ができるようになったため編集作業も出力作業も一気に楽になった。

アプリでの作業となってから2年後、プラットフォームをPS3に移したパワプロ2010からは選手データの収録人数の大幅な増加やアップデート配信が始まったため、結果的にこのアプリ化は安定した編集作業を行う上で大きな礎になった。

当初は選手名などを毎回1から手入力していたが、選手人数が増えて入力ミスも増えてきたためパワプロ2014からテコ入れを行い、予め選択しておいた球団と、入力した背番号を元に前作品(アップデートの場合は前版)の同じ球団・背番号を持つ選手情報(選手名、利き腕、フォーム、成績)を引っ張ってくるようにした(引っ張って来れない場合や、トレードで球団と選手名が別の選手になっている場合は1から手入力)。背番号や所属球団が変わるのは大抵の場合シーズンオフだけだし、大半の選手は翌年も球団と背番号は同じものを引き継ぐので、シーズン途中のトレード選手やシーズン途中に入団する助っ人以外はこれでほぼ事足り、特にアップデート版の編集時には大幅に入力作業が軽減され、選手名などの入力ミスも大幅に減った。

そして、今回のパワプロ2018・Ver1.09からはさらに新しい入力サポート機能を導入。それまで読み仮名を打って変換していた特殊能力の入力を止め、ある方法を用いて殆ど変換せずに特殊能力を入力できるようにした。これにより、さらなる作業負担の軽減と特殊能力の入力ミスがほぼ無くなった。

順当に進化してはいるのだが、加齢するとともに、都度都度作業負担の軽減に勤しんでいるこの感じ。複雑である。

サポーター

デフォルト選手データ集は、今回は少し新しい編集体制になった。データ入力作業を少しでも軽減するための新技術を導入した。

今回のVer1.09配信前、10/29に子供が高熱を出してしまったため、全く編集作業ができないという日すらあったものの、どうにか配信から3日で掲載に漕ぎ着けた。

次の配信の時にはどうなるか。